矯正歯科
矯正歯科の歯科医が行っているため安心!!
日本矯正学会・日本成人矯正歯科学会
矯正治療の目的
1 虫歯、歯ぐき、歯を支える骨の病気を防ぐ(歯周病予防効果)
重なっている歯などがあり、歯並びが悪いと歯磨きが上手にできません。その結果、虫歯や歯周病の原因となることがあります。また、噛み合わせが悪いと、食事の時の自浄作用が減少するため、口の中の殺菌性が低下し、口臭の原因にもなります。 正しい歯の位置にすることで、これら歯に関係する病気を未然に防ぐことが出来ます。
2 食物を噛みやすくする(咀嚼能率の向上)
歯並びが悪いと、どうしても物が噛みにくく、消化不良などの原因となり、からだの健康や発育にまで、悪い影響を与えてしまうことがあります。矯正により歯並びが良くなることで、良く咬め消化も助けます。
3 正しくはっきりとした発音が行える(発音の明瞭化)
かみ合わせが悪いと発音が不明瞭になりがちです。サ行やタ行の発音は大丈夫ですか?よい歯並びは正しい、はっきりとした発音にも結びつきます。女優さんやアナウンサーが矯正治療をするのは、見た目だけでなく、発音のためでもあるのです。
4 顎の成長を助ける(成長促進・抑制効果)
歯並びが悪いと、顎の成長にも影響し、上下の顎のバランスが悪くなったり、顔が左右対称でなくなったりします。矯正で歯並びを良くすることで、このような問題も解消します。
5 心理的によい影響を与える(歯並び・顔立ちの変化)
歯並びが悪いと、それがコンプレックスになってしまう場合があります。人と話をする時は、つい口元に目がいってしまうもの。話しをするのが苦手になったり、口を大きく開けて笑えなくなってしまっては、口元だけでなく、性格にも自信を失ってしまいがちです。
良い歯並びの方は、自信を持って人と接することができるでしょう。
6 全身の健康にも良い影響を与える(顎の関節と歯並びの調和)
悪い歯並びには、肩こりや頭痛の原因になったり、顎の関節や筋肉に悪い影響を与え、肩こりや頭痛の原因の一つになると言われています。良い歯並びは、これら全身の健康に関しても、悪い原因を作らず、良い影響を与えます。
顎の関節に問題があると、雑音を発したり、開口がしにくくなったり、関節に痛みが出てくる場合もありますが、かみ合わせ以外の原因による場合もあるため、鑑別診断が必要です。
子供の矯正(早期矯正治療)の利点(メリット)
1 抜歯の可能性が少なくなる
顎の成長力がある内に顎を広げたり、成長を促すことで抜歯の可能性を減らすことができます。小児期から矯正治療を始めると非抜歯で成人治療を行う可能性が高くなります。
2 正しくはっきりとした発音が行える(発音の明瞭化)
顎の成長方向や、成長力の促進、誘導または抑制を行うことにより、顎の変形を予防できます。また、外科的手術による矯正治療の可能性を軽減できます。
3 マルチブラケット装置の期間を少なくできる
成人矯正で用いられる装置(取り外しのできない固定装置)の治療期間を短縮できます。それによる審美的、精神的負担の軽減ができます。
4 永久歯が悪い位置に生えてくる状態を阻止できる
個人差によりますが、成人矯正まで進まずに、子供の矯正治療で終了できる確率が上がります。
5 コンプレックスの早期解消
気になる部分や目立つ部分の早期改善により、健全な精神発達の環境を提供することができます。
治療の流れ
1 矯正相談
所要時間:約30分~1時間
お口の中を診察させていただき、歯並びや咬み合わせの不具合について詳しくお話しをお聞きします。より詳しく正確な情報をご提供するため、口腔内写真・レントゲンを無料で撮影させていただく場合もあります。具体的な治療方法、治療開始時期、治療期間、費用について、詳しくご説明いたします。これらは全て無料で行いますので、お気軽にご相談下さい。
2 基本検査
所要時間:約1時間
全てのご説明に納得していただいてから、いよいよ矯正治療を開始します。診断に必要な資料(歯の模型、各種レントゲン写真、顔面・口腔内の写真など)をとらせていただきます。
3 診断と治療方針の決定、装置の準備
所要時間:約30分~1時間
全ての検査結果に基づき、不正咬合の診断と今後の治療方針、期間、使用する装置などについて再度詳しくご説明いたします。全ての説明が終わりましたら、装置の準備をいたします。またむし歯や歯周病など、治療が必要な歯がある場合は、専門の歯科医が治療を行います。
4 動的治療開始
所要時間:約30分~1時間
いよいよお口の中に装置をセットします。装置の周りのブラッシング方法、装置のセットに伴う今後の様々な反応、来院間隔(通常は 1 ヶ月に 1 回の調整)などについてご説明いたします。この動的治療は、患者さんの歯の状態により期間が異なります。
5 保定治療へ
所要時間:約30分(保定期間約2年)
装置が外れれば、矯正が全て終わりというわけではありません。しばらくはきれいになった歯並びを安定させるための保定装置(リテーナー)を使用していただきます。保定装置には取り外しのできる装置や、歯の裏側に細いワイヤーを貼り付ける固定式のものがありますが、お口の中の状態と患者様の希望に合わせた装置を選択いたします。使用時間は通常、最初の 1 年間は食事と歯を磨く時以外、常に使用していただきますが、 2 年目からは夜間のみ使用していただくといったように、徐々に使用時間を減らしていきます。保定装置を正しく使用していただければ来院間隔は数ヶ月~半年に一度となります。
費用について
診療項目 | 治療内容 | 相談・検査・診断・治療までの標準料金 | 治療期間目安 | 治療回数目安 |
初診相談 | ‐ | 無料 | ‐ | ‐ |
診査・診断 | ‐ | 40,000円 | ‐ | ‐ |
小児矯正 | 1期治療 | 320,000円~400,000円 | 1~2年 | 12~24回 |
2期治療 | 320,000円~400,000円 | 1~2年 | 12~24回 | |
保定期間 | 8,000円~40,000円 | 1~2年 | 3~6回 | |
一般矯正 | ワイヤー矯正 | 660,000円~780,000円 | 1~2年 | 12~24回 |
マウスピース矯正 | 860,000円~900,000円 | 1~2年 | 12~24回 | |
部分矯正 | 170,000円~320,000円 | 1~2年 | 12~24回 | |
保定期間 | 8,000円~40,000円 | 1~2年 | 3~6回 |
※詳しくは相談時に説明します。
支払い方法… クレジットカード・デビットカード・分割払い
医療費控除について
美容のために行う治療ではなく、歯科医師による診断で病名が付けば医療費控除が受けられます。
医療費控除はご自身や生計を一緒にするご家族、配偶者が1月1日~12月31日に支払いした医療費10万円を超える場合、決められた計算式で算出した金額を確定申告すると、その年の所得から差し引いてもらえるという還付制度です。
確定申告する際は歯科医師からの診断書や治療費を支払った際の領収書が必要になります。
忘れずに保管をお願い致します。また、申告を忘れてしまった場合でも、過去5年間にさかのぼり申告が可能です。
その結果、10%くらいの医療費が戻ってくることがあります。
詳細は税務署や税理士、公認会計士などにご相談ください。